サッカーというコンテンツとEQの理論を掛け合わせることで、他のクラブにはない魅力的な人間育成を体系的にできるようにする

小杉 恵太 氏 指導者

2005-2009 柏マイティーFC
2009-2012 風早レクトFC
2010-2012 クーバーコーチング
2012-2020 スポーカル六本木SC

EQを受講するきっかけを教えてください。

高校入学時に怪我をし、選手として100%力を発揮することが難しくなったことが、指導者の道を目指すきっかけでした。私自身、指導者に恵まれていましたし、サッカーを論理的に指導する指導者に多く出会えたことで、自分の目指すべき指導者像が出来上がったと思います。

指導歴は約10年以上が経ちましたが、選手たちがエネルギーを持って能動的にトレーニングに取り組める指導を目指していて、そのためには選手たちへの伝え方や選手たちに気づかせるバランスを大切にしています。

今回、受講に至った背景として、選手たちへの伝え方(アウトプット)の部分で、EQの整理された理論や考え方が加わることで、自分の指導に自信が持て、さらに工夫ができると思ったからです。

EQを受講してどのような成果がありましたか?

普段、自分自身が指導をする中で、経験や感覚的な物を論理的に伝えることを大切にしていますが、EQでは整理された明確な理論に基づいて、指導に必要な要素を言語化されている点が、自分がこれまでに学んできた他の指導理論とは大きく異なる特徴だと認識しています。

特にサッカーという種目において、戦術やスキルにフォーカスされた指導理論は多く存在しますが、コミュニケーションスキルを脳科学の観点から指導の現場にピックアップすることで、選手たちに対してより分かりやすく、納得感のある指導がより届けられるようになりました。

また、我々が指導している年代は、幼児から小学校六年生まで幅広い年代が在籍をしています。親御さんが指導に求めることは、サッカーにおける技術面の向上のみならず、協調性や忍耐力などの人としての成長に対しての期待が非常に大きいことも痛感しています。各世代における脳の発育発達心理を理解し、創意工夫を加えることで、確立された指導理論を提供できていると感じています。

今後の抱負について教えてください

港区に拠点を構える六本木スポーカルSCは、様々な国の選手たちが在籍するサッカークラブです。多くのコト・モノに対し、子ども達が『自発的』に動ける心と体づくりを『楽しさ』『温かさ』と多くの経験を通して共に育んでいくことをコンセプトに掲げています。

在籍している子ども達の親御さまの多くは、経営者や各分野の専門家など、社会においてリーダーとして活躍されている方が多く、多様性が求められる昨今において、スポーツを通じて異文化に触れることや人格形成に大きく寄与することはクラブに期待されていることだとも感じています。

幼児から小学六年生まで育成を一貫して指導していく中で、サッカーというコンテンツとEQの理論を掛け合わせることで、他のクラブにはない魅力的な人間育成を体系的にできるようにすることが、私自身が置かれている環境で最もやならければならないことですし、それができる指導者として今後さらに成長していきたいと考えています。そうすることで、 選手、保護者、そして地域の方から愛されるクラブに育てていきたいです。

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